迷ったら楽な方で

我が家の子どもたちが大学生になり、これまでの子育てを振り返ってみるときに、私自身が母から言われた1つの言葉を思い出します。それは、まだ長男が赤ちゃんだった頃に聞いた「どうしたらいいか迷ったときは、あなたが楽な方を選びなさい」という一言です。その時は、えーっ、子どものためにいい事…ではなくて、母である私が楽な方…⁈ と「いいお母さん」になろうと張り切っていた私には、ちょっと衝撃的ともいえるアドバイスでしたが、その後様々なシーンで役に立ったのでした。きっと「あなたのため」と言われ何か我慢をしている母を見るよりも、母親自身が安心していられる平安な環境の方がよほど子どもには大事、ということかもしれません。そんなわけで私は、頑張っているママたちの重荷を少しでも軽くしてあげられたら…と思うのです(^^)